帰省して思い出した美容師として大切な事。

おはようございます🌞

帰省中の宮内です。

2ヶ月に1度、千葉に帰省して、

母親、兄、兄嫁、姪の髪のメンテナンスをしてます。

父親は坊主なので、

理容師の母親がメンテしてるので、

この3人のカット&カラーと、

姪3歳のカットをします。
(ちょっと前までギャン泣きだったのに、
今では「私も切る〜♡」とか言うので
カワイイ限りです。)

前置き長過ぎました。。


母親は、

私が美容師になるまでは、

当然の事ながらヘアサロンで

カットやカラーや、パーマをかけていた訳ですが、

いつの日からか、

カラーリングを自分でするようになりました。

元々、白髪の多い人で、

白髪染めをしていたのですが、

自分でカラーをするようになった理由を、

「ガツガツされて、カラーしてる時から頭が痛くなっちゃうんだよ。」

と、言いました。

それを聞いた時、私はまだ中学生くらいで、

「そーいうものなのかー。」

くらいにしか思ってなかったのですが、

自分が美容師になって、

グレーカラーを塗るようになった時に、

ふとその言葉を思い出しました。


そして、

母が不快に思ったそれは、

やり方次第で防げたハズだと気付きました。

その記憶と経験が結びついた日から、

不快にさせない塗り方を心掛けています。


私がカラーをするようになってから、

施術中、母親は、

スヤスヤと寝ています。

不快ではない事が伝わるので、

あえて起こさない様にします。


お客様も、施術中、

寝てしまう方が多いのです。

お客様は、

「ごめんなさい、やりにくかったでしょう?」

と、謝って下さるのですが、

いいんです。

むしろ狙い通りですよ。

シャンプーなどと違い、

快感ではない施術で、

スヤスヤと寝て頂けるのは、

不快でもなく、

安心して頂いている証拠だと思っています。

楽しく会話するも良し、

寝てしまうも良し、

安心して頂ける技術を提供し続けたいです。
















takae miyauchi

フリーランス美容師の宮内孝枝のブログです。 美容のこと、仕事への想い、日々の暮らしや美味しいもの、楽しいこと、美しいものについて書いていきます。

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